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FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

October.2005 part.1

 

 

 

 

 

  


久々に実現した兄妹スイム

 

10月2日 シュノーケリング納めだな...今度こそ(宮川・某支流)

一年に何度もないような晴天無風の朝。でも、MamaはフラメンコMasaは幼稚園の運動会ボランティアということで我が家に残ってるのは僕とAzuだけ。サンルームの天井越しに抜けるような青空を見上げながらゆったりとした気分で朝食を食べ、おもむろに薪ストーブの煙突掃除に取り掛かる。
最初はカヌーやキャンプと同様に薪ストーブをいじったり薪を集めたりするのも一種の野遊びのように感じてた僕。でも6年が経過し、はっきり言ってこれはもはや生活の一部。やはり趣味ってのは毎日するものではないみたいである(苦笑)。ここ数年の僕はキリギリス。特に今年は野遊びに夢中で終日の薪集めは一日もやっていない...でも、一日数時間程度ちょこちょこと集めてる甲斐もあって、今冬のストックは何とかありそう。ま、薪ストーブを特別な存在に感じてるうちは所詮アマチュア、6年を経てようやく薪ストーブが僕の生活の一部になったのかもしれない。


今日も透明度抜群の川

タモを手にすぐに潜水開始するAzu

そんなわけで、ストーブのメンテに午前中を費やしストーブを専用ポリッシュで黒々ピカピカに磨いて時間を潰してた僕と午前中に宿題&お勉強を終えて静かに読書を楽しんでたAzuはMasaの帰宅を待ち続ける。彼がボランティアから戻ったのは午後1:30。やっとのことで3人でランチにお出かけ。
『今日は外食だ〜!』
『やった〜!』
でも我が家の場合“外食”は“ガイショク”ではなく“ソトメシ”と読む。何故かランチを食べるのにOUTBACKのカーゴスペースにはウエットスーツが...(笑)そんなわけで、今日も宮川・某支流へと向かう。


Masaも静かに潜行開始

それにしてもこの魚の数はどうだ!

14:00過ぎ、いつもの大岩の河原に到着すると、ウェットに着替えて河原で快適に過ごすための道具を運んで、川へ飛び込む。
『何コレ!めちゃキレイやん!』
Masaは2年ぶりの宮川・某支流に感嘆の声を上げて淵を縦横無尽に泳ぎまわる。
『こんなにキレイなのに誰もいないのね。変ねぇ〜。』Azuはちょっと不思議そう。
『あのね、普通のご家庭は10月に川で泳いだりしないものなんだよ(笑)』
『えっ、そうなの?今が一番いいのに...変なのぉ〜!』
いやいや、君が変なんだよ。


小魚の群れは明らかにAzuを追っている

ヨシノボリ一点狙いのAzu

ひと泳ぎして身体をクールダウンした僕らは河原に上がって外食(そとめし)ランチ。今日は時間がなかったので途中のLAWSONで買ったお弁当なんだけど、他人はおろか人工物さえもほとんど見えない静かな河原で食べると何倍も美味しく感じるから不思議だ。
早々に食事をおえたMasa&Azuはまたまた川へ。
ひと泳ぎして身体が冷えた僕は長袖のウェットジャケットをMasaに譲って、日光を浴びてちょうど良い暖かさになった河原に寝そべってお昼寝タイム。
目を閉じてすぐにMasaが『ほら、枕を使えば?。』って言って防水バッグからTheButonを2枚持って来てくれる心遣いが嬉しい。

 


視界を埋め尽す...というより群れの中を泳いでるんだけども(笑)

 

河原の玉砂利がまるでマッサージチェアのように腰から背中全体のツボを押して、もう夢見心地なんだけど、寝返りを打つとすかさずMasaが『お灸だよ!』なんて言いながら僕の背中側のウェットの中にひときわ熱くなった黒い石ころを詰めてくれて...なんて優しい奴なんだ!と感激する僕なのである。

子供たちの泳ぐ水音や歓声、そして夏を思わせるように鳴くセミの声をBGMにホントにぐっすりと眠り込んでしまった僕。ハッと気が付いて時計を見ると、すでに午後4時すぎ...一時間半ほど眠っていたようだ。川底に映る子供たちの影が長く伸びて、今日の川遊びはそろそろ終わりである。


Azuが携帯のカメラで撮影(上)
(上の画像クリックで補正なしのサンプルが見られます)
小魚がAzuを啄む(左上)
邪魔よ!どいて!(左下)

『あ〜楽しかった!今年はあんまり川で泳げなかったけど、これで満足したよ。』サバサバした表情で後片付けを始めるMasaと『もう終わりぃ?』まだまだ遊び足りなくて、ちょっと不満げなAzu(笑)。Azuを2人がかりで何とか説得し、OUTBACKに戻って男ふたりはスッポンポン着替え。


水深2mの大岩の陰にカニさん発見!(Masa)

小魚に取り囲まれて動けないAzu

今日も満足!

影が長く伸びる夕暮れの川

『もう今年はこれが泳ぎ収めだなぁ。』しみじみと呟くMasa。
『たぶんな。でもまた来年来たらいいよ。』
『でも来年はAzuが来たいって言うかな?』とキョロキョロと周りを気にしてすご〜く慎重に着替え中のAzuを指差して苦笑するMasa。
『確かに、あれは無理だな。絶対来年の今頃は巨乳ちゃんだし(笑)』僕が呟くとAzuが猛抗議。
『巨乳ちゃんじゃなくって美乳ちゃんになるんだもん!』アハハハ、聞いてたか!
『美乳だも〜ん!』ヲイヲイ泣くなよ!ま、巨乳にせよ美乳にせよ、今度ここに来る時はちゃんとお着替えテントを持参しないとねってことで。
こうして2005年のシュノーケリングは事故もなく終わりを告げたのだった。めでたしメデタシ。

 

 

 

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