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January.2005 part.2
 

 

 

 

 


ウッホホ〜!

1月15日 雲の上でスキー!(ヘブンスそのはらスノーワールド) 

『おおっ〜晴れてるよっ!しかも見て見て、この雲海!』
クワットリフトで山頂に降り立った僕らを迎えてくれたのは抜けるような青空と“向こう岸”の南アルプスまで続く雲海だった。今日は南海上を通過する低気圧の影響で大雪になるとの天気予報。全く期待していなかった青空。実際、標高800mに位置する駐車場では雪が降っていたし、ロープウェイで1400mのスキー場まで上がっても低く垂れ込めた霧で視界が悪かった...それなのに、標高1600mの山頂は青空!
『ここは風もないし、何だか雲上の別天地...まるで天国だよなぁ。』
『だってここは“ヘブン”スだもん!』(爆笑)

山頂からパノラマコースを見下ろすと、ちょうど第7ペアリフトからのショートカット合流点から下がクッキリと雲に覆われて全く見えない状態...今ならスキーで雲に飛び込むことが出来るぞ!何故かとてもワクワクした気持ちになって全員が一斉に雲に飛び込んでゆく。青空の山頂から猛スピードで乳白色の柔らかな雲の中に飛び込んで目の前が真っ白になった瞬間、僕の頭の中に何故か『アルプスの少女ハイジ』のオープニングテーマが響いた。♪あの雲はなっぜ〜ワタ〜シを待ってるの!♪


お嬢さまたちとともに林道へ

林道から雲海を望む

やっぱり同級生が一緒だと楽しいよね。

かなりスピードにも乗ってきたMaakun

『今年はダッちゃんも買ったし、ちょっとスキーも自粛しないとね。』
『そう、もうふたりとも“嗜み”程度は滑れるようになったし。』
『あれなら彼や彼女と一緒に行っても恥ずかしくないだろ?きっと』

今年は去年までのような4週連続とか5週連続とかいった怒涛のスキーシーズンは止めよう...これが今年の僕ら夫婦の共通認識である。一日遊んで交通費コミコミ¥3000(笑)なカヌーとは違って、ゲレンデスキーはやたらお金の掛かる遊びだ。“地味系”ゲレンデを選んで各種割引を駆使してもリフト券が4人で¥10000〜¥15000、食事で¥5000〜、交通費が高速代&ガソリン代¥20000〜、温泉入ってのんびり帰ってくると夕食も外食になったりするので3〜4万は軽い(涙)。これを月に4回...家計簿つけても収入が増えるわけないじゃん!な我が家だけど、去年の1月〜2月はスキー係数がエンゲル係数を上回る(!)異常事態で、当然ながら銀行口座は数ヶ月マイナスのまま。『ごめんねMaakun、ちょっとイチマンエン貸してね。』なんてことも(涙)。


山頂から雲海に向け滑る快感(サウスウィンドコース)

ところが、そんな固い決意もスキー人口の減少に危機感を持った各地のスキー場が今年から打ち出した『お買い得プラン』の前には無力(笑)。中でも“我が家から一番近い長野”スキーオンリーゲレンデ「ヘブンスそのはらスノーワールド」の「ヘブンスクラブ」は罪な企画である。1/5はワンディリフト券が大人¥2000子供¥1000で合計¥6000、そして今日1/15も子供無料DAYで大人¥3000×2=¥6000。しかもこういう企画は人出が少ない日を選んで打つので、『今日は人少ないですよぉ〜!』とスキー場が公言してるようなもの...行くしかないだろっ!になっちゃうんだよなぁ...。そんなわけで、今日もヘブンスそのはら。前回1/5はエアーズロックに登って“世界のヘソでヤッホー!と叫ぶ”なアキヒロ家も一緒だ(エアーズロック登頂&グレートバリアリーフでの初泳ぎの土産話も楽しみ!)。


アキヒロ家は今年初スキー

コース途中から雲の中へ


コース後半は幻想的な雰囲気だ。

 

いくら人出が少なそうとは言え、今日は土曜日。前回よりも少し早めの5:15に家を出る。スムーズな中央道を通過して粉雪の舞うヘブンスの駐車場に着いたのはきっかり2時間後の7:15。リフト券発売開始までちょっぴり仮眠し車内で曲芸のように着替を済ませ、8:00のゴンドラ運行開始とともロープウェイで標高800mの駐車場から一気にスキー場のある山上駅(標高1400m)へ。
ゴンドラを降りた8:30から“何かにとりつかれたように”滑り続ける僕ら。家族だけの時は事細かに子供達に指導するんだけど、今日は我が家のMaakun&Azuがそれぞれ同い年のKoukun&Moeちゃんと一緒なので、難しい話はなし(仮にレクチャーしても全く聞いてないし...)でそれぞれが自分のレベルに合ったコースを思い思いに滑る。


弾けるAzu

スケーティングで坂道を登るアキヒロ家

Azuはショートスキー志望なのだ。

躊躇なくサウスウィングに飛び込むMama


小さなギャップをジャンプするMaakun

去年までは林道コースが大のお気に入りだったAzu&Moeだけど、知らず知らずのうちに上達したんだろうか?『林道はつまんない!』ってことで、2年前スキー2回目でここを訪れた時には『いややぁ〜、スキーはもういややぁ〜!』と板を外して泣きながら歩いて下りてきたパノラマコースを満面の笑顔でスイスイと滑ってくる。僕とMaakunは空いてて適度な勾配が楽しいサウスウィングがお気に入り。
今日はキティちゃんの来場日(笑)なので、途中キティちゃんの登場を告げる場内放送が流れたけど、Azu&Moeは全然興味なし。キティちゃんに会いたくてメソメソだった去年とは大違い...大人になったよなぁ。

 

 


スキーも好きぃ〜、でも動物と遊ぶのはもっと好きぃ〜!

でも、ふたりの動物好きは全然変わってなくて、休憩中には餌代¥200を握り締めてリフト乗り場脇にあるウサギ小屋で放し飼いされたウサギの元へ。よほどお腹が減ってたのかウサギ達は2人の少女の元にわっ!と群がり押し合いへし合いでもう大変。その中の1羽が少し怪我をしてて雪面に血痕がぽつりぽつり...それを見たAzuが一言『あっ、どのウサギが生理なんだろ?寒いのに大変ねぇ〜。』...大人になったよなぁ(笑)

距離は短いけれど、晴れ渡ってピーカンの山頂と濃い霧に包まれ雰囲気たっぷりのセンターハウス前...全く違う雰囲気に飽きることなく7時間半...疲れ果てて、誰もがリフトに乗ろうとしなくなった15:30まで昼食以外は休むことなく滑りまくり(笑)の僕らだ。


¥200の餌でウサギさんを独占!

Azu&Moeシアワセッ!

最後の一本にしよう!そう話しながらサウスウィングコースへ。そこで今年になって自分が滑ってる写真がないことに気付いた僕は、Mamaにカメラを渡して“カッコ良く滑ってる”姿を撮影してもらうことにする。Mamaは普段から反射神経が良いことを秘かに自慢してるんだけど(実際、学生時代に受けた反応速度のテストでは学年トップだったらしい)、写真ってのは反射神経だけでは撮れないものらしく、彼女の撮った写真はどれもシャッターチャンスを外した...と言うかワザと失敗したとしか思えない笑っちゃうほどヒドいものばかり(笑)。遥か彼方で豆粒のように小さい姿を撮ったかと思えば被写体を引きつけ過ぎて左半身だけ、とか(涙)。短いサウスウィングコースの斜面で2回も撮影失敗をやらかして、これが最後のチャンスって時...僕が斜面に出来たコブにつまずいて転倒!頭から雪面に叩き付けられ、顔から雪の中にもぐってしまった。
『ど、どうしよう、撮れちゃったんだけど...』笑いを必死で堪えつつ、でも神妙な表情で僕にカメラを手渡すMama。全身の雪を払いながら僕が見た液晶画面には...転倒して今まさに顔が雪面にもぐる寸前の僕の情けない姿が...もうMamaに写真を頼むのはやめよう!僕は固く誓うのだった。

写真のセンスがゼロのくせに...
こういう時だけはシャッターチャンスを逃さないMama

 

最後に大転倒しちゃったけど、とても楽しめた一日。予想通り前回よりもさらにガラ空きのゲレンデ(しかも天気予報が繰り返し荒天を警告してたのでさらに人が少なかったし、小さな子連れファミリーが多かったからか、来場者の多くがキティちゃんの登場するキッズパークとエンジェルコースに集中してたのかも...)はリフト待ち&レストラン待ちは皆無。でもそのおかげであまりに夢中で滑りすぎて、家に着くなりバタンキュー!そのまま朝まで昏々と眠り続けてしまったほどだった。
今の段階で今シーズンは既にあと2回スキーに行く日程が確定していて(しかもその2回はお泊まりスキーだ。)怒涛のスキーシーズンは止めようという僕ら夫婦の共通認識が崩れつつあるけど、やっぱりスキーが好きぃ〜!楽しいんだもんってことで今シーズンも例年並みにゲレンデに通うことになりそうだ(涙)。

『ねぇ、次はどこにする?』ヲイヲイ...

 

 

 

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