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January.2005 part.1
 

 

 

 

 

Maakun

1月5日 スキー大好きぃ〜!2005(ヘブンスそのはらスノーワールド)

冷静になって考えると、やっぱり普通じゃないのかもしれない。
1/4の夕方に九州から5時間もかけて帰ってきて、薪ストーブに火を入れてすぐにクルマにジェットバッグをセッティングし、翌朝パジャマのままスキーに出かけるなんて!(笑)久々に戻った我が家での滞在時間はたった10時間。しかもスキーのお手入れやウェアの準備に忙殺されて玄関先には帰省の荷物が山のように積み上げられた状態のままである。
でも、我が家ではそれがごく普通のこと。
成人式連休はすでに仕事が入ってて休めそうもないし、子供たちは1/11の始業式まで家に居る...このまま家でダラダラ過ごしたら身も心も緩んでデブになるか風邪をひくかしてしまいそう(笑)。今日行かなければいつ行けるかも分らない!...なんて都合の良い言い訳をしつつ、5:30にバッチリクッキリ全員がすっきり起床!日の出前の6:00に出発だ。
普段ならスキーといえば3時とか4時とかに出発して現地でちょこっと仮眠するスタイルなんだけど、一応平日だし今日の行き先「ヘブンスそのはらスノーワールド」は我が家から2時間足らず(飛ばせば1時間半!)ということで比較的遅いスタートだ。途中のSAで朝食を買い込む以外はクルーズコントロールを110km/hにセットしてノンストップで走り続け7:45にめちゃ空いてる山麓駅の駐車場に到着。

 


上:ロープウェイで山上へ
下:南アルプスの展望良好!

いきなり第2クワットリフトでパノラマコースヘ
晴天・無風 気温−2℃

駐車場に停めたDiscoの車内でMama&子供たちが着替えてる間に、僕はヘブンスクラブの入会手続き。これは今年から始まった会員制度で\5000の会費を添えて申し込みすると、スキー場レストランの商品券¥5000分+各種会員割引(リフト券、関連施設など)が受けられるメンバーズカードが交付される。

今回は会員サービスディということでロープウェイ&一日リフト券が大人¥2000×2+子供¥1000×2の合計¥6000。駐車場が無料であることもあって“金欠”我が家には嬉しい限り。しかも(これがAzuには一番重要なんだけども...笑)入会時にヘブンスのキャラクターであるHello!Kittyのキャリーカート(機内持ち込みサイズの車輪付きスーツケース)がもれなくプレゼントされる!各種割引もだけど、やっぱりコレがAzuの心を捉えて離さないわけで、今日ここを選んだ理由はキティちゃんキャリーカートが50%ぐらいを占めるかも(笑)。

無事、ヘブンスクラブの入会を済ませて準備万端の僕らは8:30のリフトの運行開始とともに標高差600mのロープウェイで一気に山上へ。相変わらずここから眺める南アルプスは素晴らしい!

山上駅でロープウェイを降りるとそこはゲレンデ。10ヶ月ぶりのスキーを履いてセンターハウスまでの“エンジェルコース”という緩斜面を流して、すぐに4人揃って第2クワットリフト(“第2”ってクワットリフトはひとつしかないじゃん!...笑)で山頂へ。

 

コンディション、Gooood!

 

山頂からセンターハウスまでの“パノラマコース”(全長1070m/標高差206m/max.21°/av.17°)はこのスキー場のメインコース。MaakunはもちろんAzuにも『楽し〜い!』コースなので、まずはここを5本。次に第7ペアでサウスウィングコースの後半部を3本滑って足慣らし。そしていよいよ第3ペアリフトでサウスウィングコース(全長900m/標高差157m/max.28°/av.22°)のてっぺんへ。リフト乗り場に『斜度30度...ここは上級者ゲレンデです』との立て看板があるのが少し笑えるけど、あくまでココはビギナー&ファミリーonlyのスキー場なので他の初級〜中級の間ぐらいのレベル...要するに我が家でも怖い思いをせずに滑れる程度で安心安心(笑)。...とは言え、スタート直後300mの“コブ付き壁”は去年のAzuには“どうにかターンが出来る”ギリギリで半泣きだったので、いつもそんなAzuを笑ったり叱ったり馬鹿にしたりするMamaとMaakunを先に行かせて、“ホメ殺し”パパが付きっきりで滑る。


コケては...

滑り

滑っては...

コケる。でもワタシは泣かないっ!

去年から少しづつ“ハの字ズザザザァ〜”滑りを卒業しつつあるAzuだけど、ココではちょっと腰が引けたままゲレンデの幅いっぱい使っての斜滑降。口では怖くないって言ってるけどやっぱりちょっと怖いようだ。これではせっかく掴みつつあるエッジの快感を忘れて悪いクセが付きかねないので、サウスウィングは一度でおしまいにしてパノラマコースに場所を移して緩斜面で滑りを楽しみながらギザギザターンの練習を繰り返す。

 


画像CLICK!で今日のAzuの滑りが見られます(QuickTime2.5MB)

 


『スキー好きぃ〜!』Azuも超ゴキゲン!(Azu)

『よ〜し、ホラ、スネをブーツに載せてぇ〜...そう、いいねぇ〜!カッコイイよぉ〜!』この“カッコイイ”って言葉は魔法のフレーズ。Azuはこの言葉を聞くとシャンとするのを僕は知っている(笑)。
体育会的にビシバシやる方がずっと覚えは早いんだろうけど、スキーに限らずカヌーも登山も...我が家の野遊びは全て所詮は“遊び”。選手にしたいとかそれでメシを喰おうってんじゃなくて、ぶっちゃけ出来ても出来なくてもどーでもいいんだから、危険に繋がる行為(これは...殴る蹴るの暴行が待ってる)以外は“楽しければ良いじゃん”が基本なのである。
それよりも子供時代は色々な野遊びを楽しく体験して、その中から自分に合った遊びを選んでくれたらってのがパパの願い。

...だから僕はホメて褒めて褒めまくるのだ(笑)。

さて、今日のAzuの課題はポール(ストック)ワーク。
去年まではまだコケそうになった時と実際にコケた時のつっかえ棒でしかなかったけど(笑)、今日は少しだけ“ターンのきっかけ”としてリズミカルに突くことを覚えてくれたかな?って感じ。
でも、そんなことよりも帰りのクルマで『パパ、今日はすっっっっっごく楽しかった!また来ようね!』という言葉が聞けたのが何よりだ。
いつも『今日はワタシ、ゼッタイ泣かないから!』宣言をしてもメソメソシクシク悔し泣きor痛み泣きしちゃう彼女だけど、今日は終始ニコニコ!
ま、もうすぐティーンエイジャーなんだからスキーが上手く滑れないぐらいで泣く方がおかしいか?(笑)


新しいブーツ&ウェアはどうだい?(Maakun)

 


子供達ほどは派手じゃないけど、この人もそれなりに上達してる...かも?
*但し、リフトに乗るためにいまだポールは手放せず...

 

そんな“付きっきり”Azuとは正反対なのがMaakunへの対応...もう放りっぱなしだ。何故なら彼はもう教えることがないのである...と言っても決して上手なわけではなくて、単に僕のレベルが低いだけなんだけどね(涙)。フォームやテクニックはともかく、とりあえずは中級コースを泣かずに下って来られるわけで、“スキーで女ゴコロを鷲掴み”レベルになりたかったら(笑)あとは自分で本を読むなり誰かに習うなりして覚えてちょうだい!って感じ。あ、もちろんただ純粋に楽しむだけなら今のままでも充分だろうし...自分を省みれば自分のDNAの新しい乗り物に過度な期待は禁物なのだ!
恐怖の“ロボット滑り”のMamaも、今日は少し余裕があるのか?ガジガジ鉄人28号から最新型のASIMO程度にちょっぴり成長(笑)。まぁ、僕なんかよりも怖いもの知らずでチャレンジャーな彼女は、スタイルなんて全然気にしないで子供のようにウキャキャキャ!と大喜びで滑ってる。ま、我が家で何事でも一番楽しむのは彼女なんだけどね(笑)。


上:パノラマCは南アルプスめがけて飛び込んでゆく感じ
下:スキーの腕はともかく...→


ゲレンデでの立ち振るまいはそれなりに
堂々とした感じになってきたMaakun

そんなわけで、リフト待ちなし(逆にスタッフがお客を待ってる状態)ということもあって10:00のランチをはさんで14:30までの6時間でMaakunは25本、僕とMamaは23本、Azuは22本滑った(今日はカウントしてみました...笑)ところでAzuの表情に疲れが見えたので、今日のスキーはおしまい。第7ペアリフトに『あと一本、あと一本が怪我のもと』って看板もあったし...ま、いくら1000m程度の短いコースだとは言え、25本も滑れば充分かも(笑)。

いつものようにロープウェイの山麓駅で信州名物おやきを買って、4kmほど離れた昼神温泉郷で温泉に入り(ここのお湯大好き!)、お決まりのコーヒー牛乳を飲んで帰宅の途に着く。
薗原ICから中央道に乗るとすぐに長〜い恵那山トンネル。車内が暗くなった途端、僕以外はオヤスミモードでZZZZZ...。お正月の怠惰な生活の後だけに、みんな結構疲れたみたい(笑)。
さぁ、あと90分は頑張らないと!僕はそう独り言を呟いて西に向けランドローバーを走らせたのだった。

 

  

 

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