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FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

October.2004 part.1

 

 

 


瀬を漕ぎ抜けてエディ・インするMaakun&Mama

 

10月2日 気田川ダウンリバー(平木大橋〜秋葉神社下社)

10月に入って川遊びも一段落。いよいよカヌーシーズン到来である。さてどこへ行く?週末のカヌーイングに向けて、そんな話題が話題に上り始めたのは火曜日のことだった。地震もどうやら終息したみたいだし、そろそろ金山パイロットファームで極早生ミカンが買える時期でもあるし(笑)、熊野川にしようよ。そんな話をしながら運命の水曜日を迎える。
水曜午後になって、これまでに経験したことがないような豪雨に見舞われた三重県。雨は尋常ではなかったので熊野は無理だな。じゃぁ、東方遠征にしよう。気田?大井?久々に気田川に行ってみよう...そんな風に大体の予定が決まりつつあった。(この時点ではさすがにカヌーは無理にしても年間4000mm超の雨が降る紀州は元来、日本一雨に強いんだから大丈夫、と信じ切ってた僕らだ。)
そんな話を “奥様緊急連絡網”でMamaが回したところ、何と、先週の運動会が延期に次ぐ延期で万水川に行けなくなってしまったtakaboo家も気田川に行く予定だと判明。Papaたちの知らない間にご一緒することが決まってたのだ(笑)
カシータが居なくなって初めてのキャンプってことで、普段なら一時間ほどで完了する準備に手間取り、4時間以上カヌー倉庫とDiscoをウロウロ。カーゴスペースの不足はリアのヒッチメンバーにHitchHaulを差し込むことで何とか解決し、全ての準備が終わったのは25:00(つまり深夜1:00)になっちゃうというキャンプ初心者のようなドタバタぶりであった。

翌朝の起床は5:30。昨夜のちに全てを積込んだDiscoに家族全員で乗り込んで、あとは東を目指すのみ。

6:30出発で湾岸道〜東名高速を通って浜松ICへ。takaboo家との待ち合わせは9:00。いつもなら2時間ちょっとで190km先にある春野町に到着できるんだけど、今朝は東名の交通量がやたらに多くて、待ち合わせ場所の道の駅「いっぷく処横川」には15分遅れで到着だ。
カヌー2艇+カヤック2艇、そしてカーゴルームやMagic-o-rackにもキャンプ道具満載のtakaboo家の“尋常じゃない”ミストラルの横に停めた我が家のDiscoがフツーに見えるから可笑しい(笑)。ま、とにかくフツーじゃない2台の車を連ねてそのまま気田川へ移動。スタートポイントの平木大橋上流右岸でカヌーを下ろすことに。


道の駅『いっぷく処横川』に集合

ここで初めてtakaboo家に今夜キャンプせずに帰宅し明日は海山に災害復旧作業に向かうことを告げることになるんだけど、一緒にキャンプするのを楽しみにしてくれてただけに、何とも言いづらかったのは確か。でもKeikoちゃんに「行くべきよ。」って励まされて勇気百万倍(笑)。今日は一日カヌーを楽しめる気持ちになることが出来た。


女性陣にスプレーをセットしてもらうモテモテMaakun(B)

ゴールポイントの秋葉神社下社クルマを回送して、11:15 平木大橋上流からのダウンリバースタート。今日のメンバーはカナディアンカヌー4艇とカヤック1艇。
Old Town
Appalachian/Keiko&Shiori
Cascade/takaboo
Pathfinder/Mama&Maakun#a
Camper/Papa&Azu
Dagger/Maakun#b

中でもKeiko&Shiori艇はこの2人でタンデムを組んでは初めてのダウンリバーなのだ。
川に漕ぎ出すと、僕らは3.9パーミル(=%の1/10)と宮川・七保〜度会橋のちょうど3倍の傾斜を持つ速い流れに乗って、ぐんぐんと下流に流れて行く。

しかも今日の気田川は犬居観測所で+74cmの水位ということで、(takaさんによれば普段より20cmほど水位が高い)水面に飛び出してた岩はほとんどない状態。かなり青白く濁っているものの水面下の隠れ岩は視認できなくはないし、濁り=汚れた、感じではないのが、さすが気田川ってな印象だ。

こういう船団の場合は一番経験がある人が先頭を下るのがセオリーなんだろうけど、漕ぎ出してすぐにこの川の持つ“優しさ”を実感した僕が僭越ながらトップを切らせて頂くことになる(たぶん、takaさんは後ろからKeikoちゃん&Shioriちゃんの勇姿を見てたいだろうなぁ、なんて思ったし。カヌーなパパにとって、かつては『カヌーなんて嫌い!』なんて言ってた家族が颯爽と川を下る姿が何よりのご馳走なのです...笑)。それに、本音を言わせてもらえれば、ダウンリバーってのは先行者のコース取りを真似るよりも自分でコースを探しながら下る方が断然面白いしね。

平木大橋をくぐった直後から0.5級未満の瀬が断続して現れる。その後もコース取りに迷ってしまう分流や突如目の前に現れる水面下スレスレの隠れ岩など“アトラクション”も豊富。


11:30スタート

ただ水量があって川幅が広いので安全に通れるコースが何通りもあるし、秋葉神社下社より下流のような『あの岩の30cm右を抜けて、そこで左にターンして正面の岩の手前1mでバウを右に10度振って...』なんていうシビアなパドリングを求められることもない。例えれば下流がお正月の伊勢神宮の参道だとすると、ここは普通に歩いていれば人にぶつかることなんて有り得ない(笑)我が町の商店街(しかも平日)。そう、歩いてる感じ...まさに僕らはリバーウォーカーなのだ!


水量の豊かな気田川に自然と笑顔が漏れる

時折、バウで漕ぐAzuの両側のガンネルを越えた波が僕の膝を洗うこともあるけれど、瀬の途中で振り返って後続のPathfinderを観察すると、Maakunは満面の笑みを浮かべ、Mamaは瀬の途中でわき見してる(笑)。気田川上流はそんなビギナー&チキンハート&非力パドラーのパラダイスなのです。

分流でのコース選択がことごとく当たり気分を良くしたところで、緩やかなS字カーブ。曲がり切ると流れがやや右に曲がり、そこから正面に立ちはだかる岩壁...その直後の大岩にストレートに向う。
遠目には“おおっ!やっぱり気田じゃん!”なんてパドルをしっかり持って戦闘モードに入るけど、近くまで来ると盛大な返し波が生じてて、わざとぶつかろうにも返し波に跳ね返されるほどに安全なことが判る。


痛快な瀬の連続!ふたりの余裕の笑顔が今日のコンディションを物語る

 

久里崎橋、宮川橋と距離感を掴むのに適当な間隔で現れるふたつの橋を過ぎて大きな左カーブをクリアする。遠くに別荘らしき建物が見えて来る。その手前の川が5mほどとかなり細くなった右カーブ(しかも左岸はテトラ)に釣り師発見。後続に右岸にカヌーを寄せるよう指示をして全員が河原に一旦上陸、積荷を解いてランチタイムにしようかな...と思ったら、一人の釣り師が竿を上げて川を背にしているのが見えた(ちなみに釣り師までは約400m。釣り師の動向を探る時だけは、視力がサンコンさん並みの4.0になる僕です...笑)ので、急遽『シュッパ〜ツ!』。Maakun#bのスプレースカートをセットしてる間に、もうひとりも竿を上げ、水辺から離れてスッと背が低くなる...うっしっし、河原に座ったな。僕のサンコン・アイズとこんな時だけスパコン並みの処理能力をみせる脳が導き出した答は...釣り師は昼メシタイムに入った模様(笑)。
万一の釣り師の行動開始に備えて、一番身体の小さいAzuを載せた僕が先頭で満面の笑みを浮かべて『コンチワ〜!』と釣り師の脇を抜ける。すると弁当を食べる手を止めて笑顔で会釈してくれる釣り師さん(こうなると“さん”が付く)。ホッと一息の僕らである。


母娘タンデムで初ダウンリバー?いやはや上手でございました。

 

別荘地手前の河原で少し遅いランチタイム(コンビニおにぎり&マルタイ棒ラーメン・九州味...涙)。僕ら大人が河原に腰掛けてのんびりお喋りを楽しんでいる間も、AzuとMaakun#bは流木を集めて木琴を作ったり、笹舟に見立てた小さな流木の上に小石を載せて川に流して競争して遊んだり...子供達は自分で遊びを作り出し、心から楽しそうに遊んでいる。しかもAzuとShioriちゃん、ふたりのMaakunが別々に遊ぶのではなく、AzuとMaakun#bだったりMaakun#aとShioriちゃんだったり、全員一緒だったり...性別や年齢を越えて一緒に遊ぶ子供達を見てると、何だか僕の子供の頃の“川ガキ”みたいで妙に嬉しいものである。


5km地点・前島橋上流でランチ

流木を小舟に見立てて競争させて遊ぶ

流木で木琴作り

記念撮影の間も河童化するバカ息子


 

 


レトロな秋葉橋をバックに。ゴールはすぐそこ

 

一時間ほどのランチタイムを終えた僕らは、降り始めた小雨の中をさらに下流に向けて漕ぎ出す。
春野町役場前からは左岸のほとんどがコンクリート護岸になって美しくないけれど、なるべく右岸の景色を楽しむよう心掛けて、漕ぐというよりも流れに身を任せる感じでプカプカと進んで行く。熱田神社(?)のお祭りの空砲がすぐそばの河原から打ち上げられたのにはビックリして川に落ちそうになったけど(笑)、それ以外は快適な川下り。


今日は漕いでない子供はいない!釣られてAzuも...

こんな距離を保ちながら進む

火の用心って看板が掛かった赤い吊り橋の一草橋、ただのコンクリートと鉄の構造物でしかない現代的な犬居橋と新秋葉橋、石積みの橋脚と青いトラス構造がレトロで美しい秋葉橋、4つの橋を過ぎてRの大きな右カーブに差し掛かると、右岸にDiscoの白い車体が見えて来る。いよいよゴールだ。時間は14:20、ランチタイムや休憩を含めて3時間ほどと、家族連れにしてはかなり良いペース。
秋葉神社下社の下流側にカヌーを上げて、お父さんふたりはDiscoでスタートポイントに残したミストラルを回収に向う。(ゴールからスタートまでの距離はトリップメーター読みで10kmジャスト。川はさらに大きく蛇行しているので12〜3kmというところか?)30分ほどでゴールポイントに戻ると、子供達は笹濁りの気田川で季節外れの水泳大会。Mamaたちは河原に座り込んで何やらよからぬ情報交換...カヌー好き身勝手夫の上手な操縦法でも話し合ってたのか?(笑)

カヌーボーイズ&ガールズ...こんな笑顔は久々だな。

そんなわけで、今日のダウンリバーはこれにて終了...と言っても、この後、ウェットのままクルマに乗って着替えを兼ねて春野町福祉センターのお風呂に入って(ここでMaakunが彼の第ニの皮膚であるウェットスーツを置き忘れてきた)、さらにホームセンターで明日の海山入りに備えて防塵マスクやゴーグルを買って、浜松市内で夕食をご一緒して...takaboo家とどうも別れ難く、わざわざ遠回りしてくれたtakaboo家と最後の最後まで一緒に行動させて頂いたのだった。豊かな水量の中、気田らしい雰囲気を存分に味わった一日。夜の高速を飛ばして家に辿り着いたのは22:30を回っていたけど、不思議と疲れは全くない。明日はまた早起きして海山に行くので急遽日帰りとなってしまったんだけど、これだけコンディションが良いと全然疲れなくて逆にリフレッシュできたほどなのである。
僕の心の中には海山入りを控えて、カヌーを心から楽しめるんだろうか?という不安があったのも事実だけど、うん、今日はカヌーでヨカッタ!...心からそう思える一日だったことは間違いない。

 

 

 

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10月3日 海山町災害復旧ボランティア

 


一人前の男性と認められて嬉しいMaakun

作業着で首にはタオル...いわゆるオッサンですな

これがボランティア要請書。“急”の文字が見える

The 軽トラ...King of 4WD in JAPAN

当然ながら作業中の写真はありません。そんな暇があれば少しでも仕事を続けたいという気持ちだったし、ジャーナリストでもない僕が住民の皆様にカメラを向けることは最低限守らなければならないルールに違反することであるとと感じたからです。

こんな風に服が汚れます


黄色いガムテープがボランティアの印

銚子川とゴミの山

*ボランティア情報は10/3現在に比べて格段にボランティアの数が増える等、状況が激変しましたので
誤った情報を与えることになる可能性が否定出来ず削除しました。
こういうのって、他人に勧められて行くもんじゃないし。

 

キャンプinn海山の様子(2004.10.3)

平尾吊り橋から見たキャンプinn海山
直線だった石積護岸が崩れて曲線に。
この積み直しの費用を積算すると...万円

 


平尾コテージ方面から見たリバーサイト
手前の四角い枠はサイトの駐車スペース
護岸が復旧すれば修復は比較的容易。

カヌー下し場トロッコのレールが
飴のように曲がっている。
僕は使わなかったけど何故か悲しい。

カヌー下し場の駐車場
1/3が抉られているが
こちらは数日で復旧出来る。

センターハウス前から見たリバーサイト
電源ボックスが全滅し、そこに
繋がってるコテージも電気が不通

入口ゲートから見た護岸崩落の様子
たぶんこれが一番お金が掛かると思う
逆に大きな被害はこれだけとも言える

リバーサイトの周回道路舗装
たぶん絨毯のように浮き上がったん
だろうけどこれは数日で元に戻せる

*キャンプinn海山の支援提案につきましては、住民の生活環境の復旧が最優先であることを鑑み、
時期尚早であると判断し削除しました。海山町の復興がある程度進んだ段階で再アップ
しますのでご協力をお願いします。ま、とにかく町が元に戻らないと、
話になりません。遊び場の話は後回し後回し...

 

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