WWW.PAPAPADDLER.COM

FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 

 

September.2004 part.4

 

 

 

 

 


カニカゴを手にウヒヒヒな父と息子(確かに身長が伸びたなぁ)

 

9月26日 この母にしてこの母あり。(ラストスイミング?たぶん。)

今週末は小学校の運動会。Maakunにとっては最後の運動会ということでKeiちゃんこと九州ばあちゃんが遠路はるばる九州から運動会を観に来てくれた。5月にも一度Keiちゃんを連れて海山を訪れて和具ノ浜シュノーケリング&銚子川カヌーイングを楽しんだけど、今日はキャンプinn海山に泊まって『魚飛渓ラストスイミング&熊野古道“小”遠足』ということで早朝から海山へ向かう。
某・最大手商社のOL、じゃないWG(ワーキングガール)時代に登山部で九州の山々を制覇した筋金入りのアウトドアズウーマンとはいえ、孫のいる人を連れて5月と9月末に泳ぎに行っちゃうの僕らもスゴイとは思うけど、『わぁ〜嬉しい!』ってホントに嬉しそうに付いて来てくれるKeiちゃんもスゴイ(笑)。さて僕は、Keiちゃんの年齢になった時に、あんなに目を輝かせて子供や孫と遊びに行くことが出来るんだろうか?keiちゃんの真似をして普段からストレッチを欠かしてはいけないなぁって感じた次第(Keiちゃんは太極拳とヨガを欠かさない)。


かなり水温が下がって

川は秋色

さて、ここのところ当たり前のようになった週末の雨。今日も生憎のお天気だ。
でも、雨の熊野古道は人が少なくて雰囲気あるし、ウェットスーツを着て泳いでりゃ、どうせ濡れるんだから雨なんてノープロブレムだし...ってことで、迷わず出発。途中のクルマの中からキャンプ場に予約を入れて雨の海山に到着。Keiちゃんの希望で初日が熊野古道・馬越峠トレッキングで、2日目が魚飛渓の予定だったんだけど、『泳ぎたいなぁ〜、ああ、泳ぎたい』Azuが我慢し切れなくて予定変更、初日が魚飛に。

木津から魚飛渓に入ってしばらく進むと、MTBに乗ったふたりが僕らに手を振ってるのが目に入る。誰?アハハハ、ひだださん&westyさんだ!それにしても海山に来ると誰かには会うなぁ(笑)。ひだださんたちと別れて一枚岩に到着。

道路から見下ろすと一枚岩にはさすがに誰もいない。Discoの脇に設置したお着替えテントで全員がウェットに着替え川に入る。
おおっ!来た来た!心臓が締め付けられて息苦しい3月ほどの低水温ってほどじゃないけど、長時間入ってるとジワジワ効いてくる冷たさ。3月から川で泳ぐMaakunが思わず『寒っ!』と呟いてたから水温は15〜18℃ぐらいかな?
親子で下流側にカニ籠を仕掛けた後、淵に潜って川底から水面を見上げると、真夏のそれとは全く違う鈍い緑色...水中の光景もすっかり秋色だ。


(この母にしてこの娘あり)×2

『ばあちゃ〜ん、そこ!』『ホント!エビがいるわっ!』

『あ〜楽しかった!』ま、まだ娘さんが水中なんですけど

こんな水温だとKeiちゃんはさすがに川に入ってないだろうな、と上流側を見ると、水面から突き出た3本のシュノーケル...上流から順番に娘、娘の母、母の母(笑)。どっちかというと姿カタチは父親似のMamaだけど、中身はKeiちゃんそっくり!(笑)

しばらくして、ひだださん&westyさんも一枚岩に到着。
降りしきる雨の中、雨を避けて岩の張出しの下で作ったラーメンで身体を暖める。雨は結構な降り方なんだけど、淡々と料理して、何事もなくシェラカップを手に岩に座って食事を続ける僕ら(何故かKeiちゃんも意に介さない様子)。同じように隣の岩陰で手早く調理を済ませ、スパゲッティをウマイなぁ!とか言いながら食べ続けるひだださん&westyさん。


男は黙ってウォータースライダー

「こんなに雨降ってるのに、平気で食べてる僕達って・・・・」キャップのつばから雨を滴らせながら、思わず顔を見合わせて笑っちゃう僕とひだださんであった(笑)

こんな感じで3時間ほどを川で過ごしてたんだけど、雨で濡れた一枚岩はいつのまにやら色がすっかり変わってまるでスケートリンクのようにツルツル。
フェルト底の僕やMamaは全然平気だけど、ウォーターシューズのKeiちゃんやMaakunは四つん這いでしか歩けない状態だ。(何故かAzuのNikeサンダルは滑らない)注意するように声を掛けるけど、まずはMaakunが転倒。“4WDまさみち”がコケるんだから相当ヤバい状況だなと思ってたら、Keiちゃんもスッテンコロリンで頭を強打。さらにMaakunがキレイに転けて右肩を強打。痛みに強い彼がテンカウントで立てないほど...ヤバい、帰ろう!放っておくと暗くなるまで漁を続けそうなMamaを呼び寄せてウェットスーツのままクルマに乗り込みキャンプinn海山へ。


Azuも今年最後の川遊びにご満悦

淵を泳ぎ渡ったり...

さぁ、キャンプ場で暖かいシャワーを浴びて旨いもんでも食べよう!とゲート前まで来た時、ともちゃんが東の空を見て一言。『あっ、和具は青空よっ!』
ヲイヲイ、シャレになんないぜ!...なんて言わないのが我が家らしいところ。でも、今日はkeiちゃんも一緒だしなぁって少し迷ってると、リアシートでたんこぶを冷やしながらKeiちゃんが一言。『ワタシは構わないわよ、いいわよ、行きましょうよ!』そんなわけで、時計の針はすでに15:00を過ぎてるというのに、ゲート前でUターンした僕らは、そのまま和具ノ浜へ(涙)。


潜ったりのAzu

テナガエビくんたちとも来年までお別れ


すでに暗くなり始めてる和具ノ浜。
帰り支度を終えてる家族連れが2〜3組って状況の中(この2組とも、我が家のHPのゲストでした...苦笑。声を掛けて下さって嬉しかったです!>Nさん、Pちゃんのパパ&ママ)、クルマから降り立ったウェットスーツ家族はシュノーケリングマスクをセットして海に飛込んでゆく。その光景は、何だかダッジ・バンの観音開きのリアゲートからライフルを手に次々と飛び出すSWATみたいだ!なんて気付いて、我ながら可笑しかった(笑)
『うぁ〜、暖か〜い!温泉みたいだぁ〜!』ホント、温泉のように暖かくて、ずっと浸かってたい気分だけど、残念ながら台風のうねりのせいか、波が少し荒く透明度が低くて水中の視界がほとんど利かない状態。満ち潮で水面下2m以上になってる消波ブロックの沖まで泳ぎ進むと、多少は海底が見えるけど、キュウセンの群れがいるだけ(しかも夜は砂に潜って眠るキュウセンが“ベッドメイキング”中...笑)。ちゃんと自分で判断してP.F.Dを身に着けてるAzuとシュノーケルレスのMaakunは波に翻弄されつつも磯に潜ってフグの赤ちゃんとにらめっこしたりして遊んだらしいけど、僕とともちゃんとばあちゃんは、まさに海水“浴”で身体を暖めただけって感じだった。


一応、海に入ったけど(手前からAzu、Mama、Maakun)

この透明度では何も出来ず...涙

1時間足らずを海で過ごしたあと、今日でCLOSEDになるシャワー棟へ。おばちゃんに『今年最後のお客さんねぇ。』と少し呆れられつつサッパリしてクルマに乗り込んだ瞬間、前が見えないほどの豪雨。しかもAzuちゃんが寒気がするなどと言い始め(そんなになるまで泳ぐなよ!)、その上Discoのブレーキから異音(これが翌日トンでもないことに!)...残念ながらキャンプinn海山にキャンセルの電話を入れて帰宅することになった次第(Mさん、申し訳ありません)。
楽しみにしてたキャンプinn海山でのキャンプも熊野古道“小”遠足も叶わなかったけど、いつものように全員で『熊野古道は逃げない逃げない!』と大合唱(笑)。ま、でも、今年最後の水遊びが「もう満腹!」ってほど楽しめたし今日の海山はまずまずなのかな?

さぁ、これからはカヌー&トレッキングの季節だ!!

 


一枚岩を歩くAzu、Maakun、Mama...じゃなく、ばあちゃん

 

 

September.2004 MENU

 

アンケートにお答えください!

 

_  _  _

 

Copyright 1998-2004 Akihikom.All right reserved

paddler@mac.com