WWW.PAPAPADDLER.COM

FLAME LAYOUT

 

 

 

 

 June.2004 part.3

 

 

 


直角の早瀬をゆく小学生コンビ(ダブルMaakun)

6月13日 鮎釣り解禁直前ダウンリバー(宮川)

今年になって、Mamaがフラメンコのお師匠さんの見習いを始めた。あくまで初心者対象のカルチャーセンターで補助的な立場と聞いてたらしいんだけど、現実には受講希望者多数で、未経験者のクラスをひとりで教えているという...責任重大なのである。今週の日曜も午前中に二回のレッスンを受け持っているので、残された僕らは“子連れ狼”でカヌーにでも行こうか!ってことに。
例年なら6月1日に鮎釣り解禁を迎える宮川下流部だけど、ここ2年は鮎の成育状態が芳しくなく今年も解禁は6月15日。ならば、ダウンリバーも可能じゃん!“カヌー依存症”のご同輩、takabooさんもお誘いしてみると...二つ返事で『行きま〜す!』メール。でも...
『アナタ、何考えてるのよ! TakabooさんはHPにも豊川で“カヌー漕ぎ納め”って書いてたでしょ?せっかくカヌーも一段落してこれから家族水入らずで過ごせる“カヌーレス”で平穏な日々やってきたというのに、極悪非道なakiさんが、その幸せをぶち壊すなんて...KeikoちゃんやShioriちゃんに恨まれるわよ〜、きっと。今度会ったら口きいてもらえないわよ〜』とMama。
あっ、ソレ、非常にヤバイ!
で、その埋め合わせってワケじゃないけど、『ご家族でお越し下さい』メールでアフターフォロー(笑)。結果、男組は川へ洗濯に、じゃなくカヌーに、女組は家でおしゃべりタイム、ということでtakaboo家全員で来てくれることになった次第。でも、フラメンコなMamaは午前中いなくなっちゃうわけで...初めて訪問するお宅で客人にいきなり留守番をさせるなんて...ホントにスミマセンです(汗)


スタート準備中(中川大橋)

8:40、takaboo家を最寄りのICまでお迎えに行って、一旦我が家へ。ウチでkeiko奥様とShioriお嬢様を降ろして、男組はカヌーに出発。
まさに台風一過、MacOS9のデスクトップ色に輝く青空のもと、DiscoとMistralは南を目指す。高速走行中に窓を開けても風を感じられない...つまり、北西からかなりの強風が吹いているのが少し気になるけど、とにかく天気だけはバカに良い。今日は雨の心配はなさそうだ。

コンビニで昼食を調達して、スタート地点の中川大橋に着いたのが10:00。数日前からチェックしていた通り、+30cmまで増水した宮川も−40cm程度まで水位が落着いて(最近の平水は−130cm)、まさにベストコンディション!風向きが変わった時のことを考えて、久々にCAMPERだけを出してMaakunとタンデムもいいかなぁとも思ったけど、本人が『ダイジョウブじゃないの?』なんてシレっと言うので、HUNTERも水際に下ろすことに。

昨夜ドタ参加表明のマジコさんも到着してスタート準備が整った僕らは、まずゴール地点の宮リバーパークへクルマを回送。DiscoとMistralを残してマジコさんの新車・空色SWIFTで再び中川大橋へ戻る。

10:50雲ひとつない青空に向け伸びる宮川にカヌーを浮かべてスタート。今日のメンバーはPapas&Sonsということで...

カナディアン3艇(Green CASCADE=takabooさん、Red HUNTER=Big Maakun、Olive CAMPER=僕)
ダッキー1艇(White Sevylor=マジコさん)
カヤック1艇(Red Dagger=Small Maakun)
...の合計5艇。

今回は奥様方のご機嫌を伺いながらのダウンリバーということで、僕らは、さしずめ『恐妻(母)船隊“弱いンジャー”』ってところか?(涙)


追い風に乗ってゴキゲンDRなtakaboo親子

メチャ楽チンやでぇ〜!

河原で感じていた強風も一旦川に出て風に乗って進むと当たり前だけど無風になり、水量がアップしてコース取りが容易なことと相まって、いきなり快適な川下りである。さすがに台風一過、増水直後ということもあって本流の透明度は今一つだけど、河原の雑草が完全に水没し川底で揺れるほど水位がアップしていると水の清冽感は抜群である。

スタートして間もなくして、川の真ん中でダブルMaakunがパドルを使って“パドルで水掛けバトル”を開始する。パドルで水面を激しく叩くと、ウォーターガンなんかの比ではない、かなり大量の水が十数mも飛ぶので、直撃を受けると全身ずぶ濡れだ。小回りが効きスピードの速い小学4年生のカヤック vs 風の影響を受けやすく足が遅い6年生のカナディアン...意外と力が拮抗してるので、やってる本人もだけど、傍観者の僕ら大人も楽しめる。青い空と川、そして緑の山並を背景に飛び散る真っ白な水飛沫。梅雨を通り越して、まさに夏本番の涼しげな光景である。

適当な距離を保ちながら、いかに相手の後方のポジションに自分の艇を持っていくのか?これが“パドルで水掛けバトル”の極意なのだが、ふたりの動きがぎこちなかったのは最初だけで、よく観察していると知らず知らずのうちにかなり高度なパドリングテクニックを駆使し始める。急ターンでフェイントを試みたり、カヌーと身体を一体化させて大きくリーンして相手の飛ばした水を避けたりしてすぐに水面を自由自在に動き回り始める。
『もしかして、コレがカヌー上達の一番の早道だったりして!』
『なんて言うのかなぁ、義務じゃなくて遊びながら学ぶ理想的なパターンかもね。』
『ま、数年で僕らより上手くなりますね。“親父、こんな瀬怖いのかよ!”なんて言われたら迷わずドツきますよ、僕は(笑)』
僕とtakabooさんはそう呟いてニコニコ笑いながら2人のバトルを見守るのだった。


スタート直後から水掛けバトル開始!

“パドルで水掛けバトル”を楽しみながら流れていると、鋭角に右カーブを描くニツ岩の瀬が見えてくる。
全ての流れが左岸の岩壁と水面から顔を出した2つの岩の間の3mほどに集中するのでビギナーは2つの岩に横向きに張り付いてブロ−チングしたり、左岸のアンダーカットに巻き込まれてカヌーを沈めたりしやすい難所だ(ロイヤライトのモホーク15ftが15分浮かんで来なかったのはココ)。


赤いトラスが美しい鮠川大橋をくぐる

そんなニツ岩の瀬も今日は2つの岩の右側の河原を流れが越えていて全くもってイージーで瀬とは呼べないほど。
左岸の岸壁もアンダーカットのはるか上に水流がぶつかり盛大な返し波が生じて岩にぶつかろうと思ってもぶつかれない感じでちょっとがっかり(笑)。
しかも沈を期待して言葉巧みに岩の間に導こうと試みるけど、迷わず右岸の浅瀬のチキンルートを行く我が息子。誰に似たのか宮川一のチキンハートの持ち主みたいである。

終始吹き続ける追い風と豊かな水量の比較的速い流れに乗って子供達のバトルを眺めていると、漕いだ記憶のないままに緑の両岸の間から赤いトラス構造が美しい鮠川大橋が覘く。
混じりっ気のないピュアブルーの空に映える真紅の鮠川大橋。周囲に人工物が一切見えないことと相俟って、僕は宮川で最も美しい橋だと思う。

11:20鮠川大橋を通過。中川大橋から3km地点、30分少々で早くも行程の1/3を進んだことになる。水掛けバトルでクネクネと蛇行を繰り返し遊びながら平均6km/h!いかに今日のコンディションが良いかを物語るタイムだ。

 


青い空と緑の山並、そしてクリアな宮川...そこに赤いカヌー(Maakun)

 

鮠川大橋を過ぎると後方に茶畑を控えた美しい河原が広がる。この少々波立つ茶畑の早瀬の屈曲を曲がると、右岸に見たことがある銀色のグラマン13ftとウッドのプロスペクター...さっき中川大橋から見たやまなかさんご一家が休憩中だ。


早瀬をゆくダブルMaakuns

今日はやまなかさんと息子さんがプロスペクター、奥さんと娘さんがグラマン、と2艇に分乗してのダウンリバー。“家族でカヌー”な姿は「大人と子供」とか「保護者と被保護者」じゃなく、それぞれが一個人として遊んでる感じがしてやっぱり素敵だなぁ〜と感じるのである。
(オートキャンプ場なんかでよく見かける隊長然としたお父さんと部下のような奥さんや子供達。ここぞとばかりオトーサンが張切っちゃう気持ちは解らなくはないけど、やけにハイテンションな父親の命令口調に、いかにもつまらなそうな家族が無言で従う姿は見てて辛いものがある。ポンピング不足のランタンが火を吹いてわっ!とか思わず声を上げてるタイプが多いけど...笑。 家族の野遊びは訓練でも教育でもないんだからさ、もっと肩のチカラを抜いてお気楽に楽しみましょうよ!)

やまなかさんと話している間に、この川を知り尽しているBig MaakunがSmall Maakunに秘密の場所を教えたくて仕方ないみたいで、子供達はすぐ下流左岸のChichoの河原に向け漕ぎ出してゆく。彼らの目的は、Chichoの河原の岩登り。やまなかさん一家と別れて僕ら大人が河原に着く頃には、ダブルMaakunはすでに岩の上(笑)。ちょうどお昼前11:50なので、ここでランチタイムとすることに。
積み荷を解いてクーラーバッグからおにぎりを取り出して手早く空腹を満たし、川で泳いでは岩で甲羅干しで冷えた身体を暖める子供達を眺めながら過ごすまったりとした時間...カヌーを漕いでるよりも好きな時間だったりして(笑)


昼食もそこそこに水泳大会

冷えたカラダを岩で暖める河童2匹


50分ほどをChichoの河原で過ごした僕らは、12:40、なおも吹き続く追い風に乗って再び漕ぎ始める。ここからコンクリプラントが見えるカーブまでは極上の河原が続くものの風が吹くと少々つらい長い瀞場が続くのだが、今回は追い風に加えてそれなりのスピードで流れていて全くラクチン。水色屋根のコンクリプラントが見えると、ここから久具都比売橋までは長く穏やかであたかもベルトコンベアに乗ってるかのような早瀬が続く。

ここまで来るとダブルMaakunは完全に宮川をナメて、早瀬であろうが屈曲寸前の瀬であろうがお構いなしに“パドルで水掛けバトル”モードで盛り上がっている。一応怒られそうでヤバいと感じているのか、お互いのお父さんに水を浴びせることはないけれど、災難なのがマジコさん。マジコさんのSevylorに掴まって休んだり、楯にして水飛沫を避けたりしているうちはヨカッタ!そのうちワルノリがエスカレートして、ダブルMaakunの標的がマジコさんになっちゃって、哀れマジコさんがずぶ濡れ。でも、そこいらのおっさんとはひと味もふた味も違うマジコさん。ゴーグルで完全防備して動き回る2つの小さな的にパドルで水を飛ばし始める。
『もうこれで水かぶっても平気だもんね〜!ウリャァ!オリャァ!ボク、これでも厄年なんっすけどね...ロックオン!ウリャァ!オリャァ!』


午後の部スタート!広く穏やかな宮川

普段から“うちは娘ばかりだから男の子をどう扱ったらいいのかワカンナイですよ”なんて宣ってるけど、何をおっしゃるマジコさん!あなたが一番男の子扱いが上手だし少年達も一番懐いてますよ(笑)。


宮川らしい岩場。ふたりは常に並漕していた。

スタートから7km、久具都比売橋を越えると眼前にゴールの目印・内城田大橋のオレンジ色の橋梁が見えてくる。時刻は13:20、ランチタイムを除くと実際に漕いだのはたった一時間半。しかも子供達はずっと水掛けバトルを続けながらの川下りである。普段ならそろそろ“電池切れ”で不平不満を口にする頃だけど、コンディションが抜群な上に、よほど気が合うのかダブルMaakunの顔から笑顔が消えることはない。もし仮にこれが同い年だったら、あまりにしつこくバトるとマジな喧嘩になるところだけど、Big Maakunには“年下にあんまりマジになって怒るとカッコ悪い”“ま、Azuと同い年だし許してやるか”ってな気持ちがあり、Small Maakunには“6年生に負けてもしょうがない”“少々水ぶっかけても怒んないだろうな”って控えめな気持ちがあって、ふたりの関係が絶妙に上手くいってる...んだとオジサンは想像するのです(笑)。

そんな時、ちょっとした事件が起きた。
砂利採取場の瀞場でふと振り返ると、200mほど上流で相も変わらず水を掛け合ってる3人(ダブルMaakunとマジコさん...笑)が遠くに見えてたんだけど、突然Big Maakunらしき人影がバンザイしたと思ったら、いきなりHUNTERの赤い船体が消えた!えっ!?沈だぁ!息子を助けなければ!...ではなく、リエントリ−する前に何とか記念すべき“ソロ初沈”を写真におさめなければ!という強い使命感で“沈ポイント”まで漕ぎ上がろうとする僕。


漕いでニコニコ...

沈してニヤニヤ(Maakun(大)ソロ初沈!)

だけど、ウハハハ...笑い過ぎて腕に力が全く入らない。ククククフヒヒヒヒ...何とか近くまでやってくると、船体のほとんどが水中に没して内部に防水バッグやベイラ−がプカプカ浮かぶHUNTERのそばでBig Maakunが照れ笑いしながら立っている。『どうした?何で沈した?』『だって、水掛けバトルで1/3ぐらい水が溜まっててさぁ...グラッて揺れたらそのままクルンだよ〜!』いわゆる“粗チン”ってやつだな(爆笑)、ワッハッハッハ!『Papa笑い過ぎ!フィッヒッヒッヒ』ずぶ濡れの頭ポリポリ。
あまりにスムーズな今回のダウンリバー、エンターティナー・ともちゃんの息子は、ちゃ〜んと盛り上がてくれるのである(笑)。


満水状態のカヌーを前に途方に暮れるMaakun

バウに跨がってビルジポンプで水を抜く

水上でのリエントリーは何度か教えたけど、浅瀬までカヌーを引き上げた後の水抜き法は教えてなかったので、満水の水槽状態のカヌーを前に途方に暮れてるMaakun。ガンネルを持って何とか裏返そうと試みるけど300kg超の満水カヌーはビクともしない。『何コレ、メッチャ重いよ。これ以上引っぱったらガンネルが抜けそう...』当たり前じゃ!僕が再び深い場所にカヌーを引っぱって行き、満水カヌーを浮かべてから裏返して浅瀬に運んでさらに投げて水を抜くと、彼は久々に尊敬の眼(笑)。『あとはポンプで水抜いておけ!』そう僕が告げると、『だってさぁ、沈の練習した時はガンネルが水スレスレでも沈しないのにさぁ、あんなに簡単に沈するって思わないもんなぁ...ブツブツ』バウに跨がってビルジポンプで水を抜きながら、言い訳タラタラなMaakunなのであった。


エディに入ってお父さんを待つMaakun(小)

パドリングのスタイルがカッコ良くなってきたね!


内城田大橋を越えると、透明度が一段とアップする

 

沈した後も、まだなお水の掛け合いを止めないふたりに辟易しながら(笑)、今回のコースで最後の早瀬を下る。瀬を抜けると頭上に内城田大橋。『橋の向こうに支流の合流ポイントがありますから、そこで少し遊びましょう!』橋をくぐると、宮川は目の覚めるようなクリアウォータ−に変化する。


透明な支流を漕ぎ上がる

美しい宮川とMaakun(小)

支流の豊かな水量が、本流の水質を劇的に浄化する瞬間である。「悪貨は良貨を駆逐する」「朱に交われば赤くなる」...ニッポンでは悪いものが良いものを汚すことが多いように言われがちだけど、実はその反対もアリなわけで、何よりキレイな川大好き!僕らは嬉しくなって、合流点から少し漕ぎあがって、しばらく支流で遊ぶことにする。


参考までに上高地の河童橋から見た梓川

で、こっちは宮川

僕やMaakunにとってはあくまで普通の光景なんだけど、マジコさんはメチャ興奮して水中にカメラを入れて写真を撮ったりしている。
『いやぁ〜、これ、この色は雪解け水の色っすよ〜!上高地じゃないんだから...この透明度、この色で、この水温!信じられないというか、スッバらしいですよ〜!』
『しかも、河原の石ころが色とりどりでしょ!娘たちをここに連れてきたりしたら、もう大変!石拾いで動かなくなっちゃいそうですよ!』

そう言われれば、去年行った上高地・梓川と川面の色が似てる気もするなぁ。しかも宮川本流と水温はほぼ同じで、何時間も泳いでられる暖かさ...普段何気なく見てる宮川だけど、マジコさんに言われてその希有な存在に改めて気付かされた僕であった。


水中を覗くと...
 


清流をゆく父と息子

 

君たち遠目には小学生には見えないゼ!

支流をなんちゃって川下り

支流をライニングアップして“なんちゃってダウンリバー”して遊んだりした後は、いよいよ数百m下流のゴールに向けて漕ぎ始める。最後の最後まで仲良く並漕しているふたりのMaakun。背筋をピンと伸ばして漕ぐ姿は、少し離れて見ると、小学生には見えないほど堂に入った感じである。

14:50、宮リバー度会パークにゴール。
今日もBBQな方々で満員御礼なので、なるべく人出が少ない最下流の河原にカヌーを寄せる。他の川に比べるとカヌーがまだまだ珍しい宮川(鮎釣り解禁直前の日曜日なのに川で出会ったのはやまなかさん一家だけ)。岸に近づくと、河原で遊んでる家族連れから
『おい、見ろよ、子供がひとりで乗ってるぞ。』
『あの小さなカヌーの子、お前と同い年ぐらいじゃないか?』


清流をガシガシ漕ぐtakabooさん

『危なくないのかなぁ』『乗ってみた〜い!』というヒソヒソ声の会話が聞こえてくる。
河原の子供達が集まって遠巻きにこちらを凝視されると、なんだか種子島に漂着したポルトガル人の気分で、かなり恥ずかしい(笑)何だか場違いな疎外感を感じながら、なるべく視線を避け、悪いことでもしてるみたいに荷揚げに取り掛かる。
『どうだ、疲れたか?』ダブルMaakunが声を揃えて『ぜ〜んぜん!』(笑)そりゃそうだろ!あれだけ夢中で遊んでたら時間とか距離の感覚はなくなって、正直なところ水掛け合ってたらゴールに着いちゃったって感じなんじゃないのかな?


そのカーブを曲がるとゴールはもう間近

宮リバーパークにゴール(14:56)

子供達にも荷揚げを手伝わせ、後はカヌーを担いで階段を上がっていると、またまたBBQファミリ−からヒソヒソ話が聞こえてくる。『見て見て!ひとりで運んでるわよ。』『大きいけど10キロぐらいだぜ、あれ』No!No!30kgです、コレは(笑)。駐車場が完備されててトイレや川遊びに飽きた子供を遊ばせておける遊具もあって都合はいいんだけど、好奇の目に晒されて動物園のパンダにでもなった気分がするココは苦手です、はっきり言って(涙)。
空気を抜いたマジコさんのダッキーを含め、全ての道具をクルマに積込んで、楽しくてラクチンだった『鮎釣り解禁直前・宮川ダウンリバー』はおしまい。『さぁ、帰るぞ!』と言ったものの、子供達の姿はそこにない。人出が多いこの場所で全員集合ホイッスルを吹くわけにもいかず(思わず元・ボーイスカウトが集まってきそう...笑)、3人の大人は手分けしてダブルMaakunを探す羽目に。元気があるのはいいけどさ、ソロでダウンリバーしたあとで宮リバーパーク大探検に出かけるのはやめようよ、ねっ!

 

 

 


支流に入ってクリアウォーターを堪能するMaakuns

 

 

June.2004 MENU

 

アンケートにお答えください!

 

_  _  _

 

Copyright 1998-2004 Akihikom.All right reserved

paddler@mac.com