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December.2000

 

 

2000年12月9〜10日 納車&トレーラー初キャンプ
Papa「なんか、悪い予感がする。」Mama「何よ〜縁起の悪いこと言わないでよ。」P「何なんだろ、忘れ物があるのかなあ...。」M「いいじゃない忘れ物あったって。熊野川下るわけじゃないんだしキャンプ場の売店で何でも買えるでしょ?」P「それもそうだな。」
ついに待望の12月9日。今日は愛しのカシータちゃんの納車日だ。納車といっても自ら埼玉まで引き取りに行くのだけれど。早朝4:15、いつものように眠ってる子供達をパジャマのままクルマに積込み出発。

前回と同じルートを東に向けてひた走り、250kmポイント中央道・駒ヶ岳SAで初めての休憩。SAにクルマを乗り入れるとちょうど山が茜色に染まり始める。日の出だ!
クルマのウインド越しに雪を冠った木曽駒ヶ岳の雄大な景色を眺めたあと、朝食をとるためにクルマを降りる...と、その時「うぁあ、あーちゃんの靴がないっっ!」何と忘れ物はAzuの靴だった(涙)。「Azuの靴はキャンプ場の売店では買えないね。」自分達のマヌケさに家族全員で大笑い。もちろん笑ってる状況ではなくて、この先靴屋さんが開店する10時頃まではこの重いAzuをダッコして歩かなければならない。Maakunの靴をふたりで交代で使うので同時にトイレに行くことは出来ないし...。早朝から大笑いしたあとは再び埼玉を目指す。小淵沢あたりで正面に雲ひとつない青空をバックに富士山が見え始める。興奮する子供達。そう言えば彼らはこれまで富士山を見たことがなかったのだった。


茜色に染まる木曽駒ヶ岳

午前10時、J社のある東松山市に到着。でもJ社は素通りしてオ−ルドタウンカヌ−のディストリビューターである「カヌートリップ・ラクーン」近くのSEIYUでAzuの靴を購入後、再びJ社へ。
J社ではカシータとYさん、Sさんがお待ちかね。「じゃ、繋いでみましょうか!」Yさんの手でついにディスカバリ−とカシータが合体!感激の瞬間だ。ヒッチメンバーと配線をチェックしてもらった後は各装備の使用法をレクチャーしてもらう。ところがカシータはフル装備でしかもちょっと古いので、これがなかなか憶えきれない。(このボンクラ頭のせいでもあるが...)それでも何とかひと通り説明を受けた後は、トレーラーのミニ練習会。まずは牽引状態で公道に出てみる。「な、なにこれ!」思わず呟いてしまう僕。「どうかしたの?」ともちゃんが心配そうにミラー越しに僕を見る。「ぜ、全然変わんないゾ。」...そう、坂道も含めカシータを牽いても普段のディスカバリ−と何ら変わりないのだ。


SAにて。カシータとディスコでこんなに長い!

5%程度の急坂でもATのシフトダウン(キックバック)もなく2000rpm程度でスイスイ走って行く。ブレーキ性能もそれほど落ちてないし、さすがは4000cc(笑)。燃料をただがぶ飲みしてるばかりではないみたいだ。J社展示場に戻った後は、バックでの車庫入れの練習に取りかかる。一回目、いきなりそこそこ上手くおさまってしまう。「すごい、すごい!」ともちゃんの尊敬の眼差しにいい気になって再び...ところが、みんんなの期待通りアサッテの方向に行ってしまって、ジャックナイフ状態であえなく失敗。そこでともちゃんのキツイ一言「ビギナ−ズラックってこんなことを言うのね。」トホホホ....。

午後3時、J社を出発。3時間かけて山梨県・PICA富士西湖キャンプ場に到着。管理棟でチェックイン手続きをしてると、「カシータのakiさんですね?」と呼び止められる。昨日からココでキャンプをしていらっしゃるTML(トレーラーメーリングリスト)のDr.こうぱさんだ。5年以上もトレーラーを牽いてて、しかも牽引免許の必要なIndiana Queenにお乗りということで年輩の方かと思いきや、僕らと同世代。挨拶もそこそこに早速サイトに案内して頂く。同じPICAでも前回の富士吉田とは違って、ホントに広々としたサイトだ。さて、設営を始めるか!と思った瞬間に全ての手順をすっかり忘れて頭の中が真っ白に(涙)。「子供さんたちもいるし、まずはFFヒーターをONにしましょうか。」寒いなかDr.こうぱさんがこんな風に手とり足とり教えて下さって、何とか設営完了。


電球の優しい光がもれるカシータ

モバイル中のMaakun(実はナノサウルゲ−ム中)

でも、我が家の子供達は知らない間にDr.こうぱさんちのIndiana Queenにちゃっかり乗り込んじゃってて、こうぱさんの子供さん達に遊んでもらってる。人見知りしないのはいいことだけど、こうぱさんちのフロントダイネットの占拠して遊ぶさまは「図々しい」としか言えないな(笑)。
カシータを切り離し、身軽になったディスカバリーで近所のファミレスで夕食を済ませてPICA西湖の超清潔なお風呂で疲れを癒す。夜も更けて満天の星空の下は既に氷点下。でもFFガスヒーターのおかげでカシータの中は20℃以上もあって快適。たまに外に出て星空を眺めたり、中でMaakunとPowerBookでモバイルインターネットを楽しんだり(自分のBBSに書込みしただけだけど...笑)してすごす。でも、さすがに早朝からの疲れもあって10時頃には子供達はダウン。子供達はカシータのガウチョベッドに合わせて買った新品のKids用シュラフでほどなくスヤスヤ。さてダイネットでお酒でも飲んで大人の時間をすごそうか...と思ってたらともちゃんまでスヤスヤ(涙)

セミダブルベッド
ガウチョベッド

 


 

霜でガチガチに凍り付いたディスカバリー
キャンプサイトはこんな感じ

一夜明けて、窓の外を見ると霜が降りて一面真っ白。外に放置したプロトレックの温度計によれば外気温は零下3℃。もう少し微睡んでいたいと思ったけど、家族が寝てるうちに朝食の準備に取りかかる。霜柱をザクザクいわせて踏みつぶしながら、いつものようにツーバーナーでコーヒーを煎れて、ベーコンエッグとガーリックトーストを焼く。

しばらくするとコーヒーの香りに誘われるようにともちゃんと子供達も起きてくる。「さぶぅ〜!」そりゃ寒いよ、氷点下だもん。「どうだった?トレーラー初夜の感想は。」「ムフフフ...」なんだかどこかの新婚さんの初夜の朝の会話みたい(笑)「すっっご〜〜〜くグッスリ眠れたわ。」と、ともちゃん。見た目は垢抜けない感じだけれどカシータの断熱材入り二重構造「フカフカカ−ペット張内装(笑)」は断熱性、防音性はとても優れているそうで(Dr.こうぱさん談)、実際ボディを軽くノックしたぐらいじゃ全然気付かないほど(逆に欠点はアメリカ製トレーラーの常で一重窓の結露。これはスゴイ!)。ともちゃん説得大作戦はこれで作戦終了!テーブルはセッティングしたもののあまりに寒いので、カシータのダイネットで朝食をとる。朝食の後は、またまたDr.こうぱさんちの広々したIndiana Queenでトレーラー談義。

本当は9時ぐらいに出発の予定だったけれど、思わず話に花が咲いてチェックアウトぎりぎりの11:00まで寛いでしまった。
キャンプ場を出発したあとは、ただひたすら家を目指して80km/hの法定速度を守って走る。途中、エアコンの室外カバーを吹っ飛ばして紛失するというトラブルはあったものの無事帰宅。
今回も1000kmオーバーのロングドライブだったけど、自宅近くで給油してびっくり!ディスカバリー単独の往路の燃費が5.8km/リッタ−に対し、カシータを牽引した復路は6.4km/リッター。どちらかというと帰りの方が交通量が多かったにも関わらず、だ。もちろんカクカクスタイルで前面投影面積の非常に大きなディスカバリ−はスピードを上げると空気抵抗により燃費が悪化するのは理解できるんだけれど、トレーラー牽いてもそれほど燃費は変わらないってことか?これは意外だなあ...。

最後になりましたが、Dr.こうぱさんご一家、J社のYさん&Sさん、本当に有難うございました!

 

 


 

 

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