FLAME LAYOUT

 

Kitayamagawa

北山川、熊野川については、これまでもいろいろなメディアでさんざん取りあげられていますし、ビデオまで出ているのでそちらを参考にして下さい。ただ、僕なりに少しだけ感想と注意点を書いておきます。(友人への手紙より引用)

北山川に行って来ました。以前にひとりで下って、自然の濃さと流れの快適さに感動し、今回初めて家族を連れて行きました。いつもなら田戸から志古まで一気に行くのですが、今回は子供たちに配慮し、ダウンリバーは田戸〜瀞大橋にとどめ、夜は瀞大橋そばの湯ノ口温泉「瀞流荘」に泊まりました。 ここがなかなかいい宿で、温水プールやクアハウスを始め、湯元まで昔ながらの鉱山用トロッコ列車が運行されていたりして子供ばかりか大人も楽しむことができました。豪華ではないものの、よく吟味された料理(秋〜冬はキジ料理だとか。)と清潔で眺めのよい部屋(北山川が一望。まさにRiver View!)、そしてなにより、とても感じのいい応対に感動してしまいました。あんまり居心地がいいもんだから体も心もフヤケてしまって、翌日のダウンリバーは中止。

ただ、それでは息子が納得しないので、太地町の鯨博物館まで足を延して鯨のショーなんか見たりして帰ってきました。パドリング命!の人にはオススメできませんが、家族連れのパドラーには最適のコースじゃないでしょうか。

ただ、下瀞は上記写真のように両岸絶壁で上陸可能箇所も少なく、また水深も最高26mと深い上、夏でも水温が低いのでそれなりの装備(全員ウエットスーツ着用をお勧めします。)が必要です。それから、出発前に、スカウトも兼ねて一度ジェット船に乗船して、運転手さんに川下りする旨伝えておくといいでしょう。無線で全船に連絡を入れてくれ、スレ違う際に極力波が立たないように減速してくれます。
 それでも、ジェット船から小さなカヌーは発見しにくく、また瀬ではジェット船の轟音も聞こえないことが多いので注意して下さい。特に木津呂のキャンプ場下の左回りの瀬は、「流れが速い」「河原が高くて見通しが悪い」「本流が狭い」の三拍子なので注意して下さい。実は僕も今回唯一警笛を鳴らされたポイントデス。トホホ・・・。』

あなたのホームゲレンデではどうか知りませんが、ここ北山川/熊野川は地元の人たちを含め川を行き交う人、漁をする人、鮎釣り師までもがとてもフレンドリーです。こちらが礼を尽くせば、きっと暖かく迎えていただけるはずです。残念なことに、大手カヌースクールらしい大勢のパドラーが、ここで地元の人と何度もトラブルを起こしているという話を川漁師さんから聞きました。今後そんな事のないよう、お互い気をつけたいものです。

 


Photo Essay#8 about Kitayamagawa

Kitayamagawa Canoe Touring Map



アンケートにお答えください!

_

  _  _